戦国小町苦労譚(コミック)
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戦国小町苦労譚(コミック)

沢田一/夾竹桃/平沢下戸

過去へのタイムスリップ物は過去改変ありき

ネタバレ
2023年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ たまに知識チートによる過去改変を良く思わない人が居るけど、そういう人は過去へのタイムスリップ物は読めないと思う。
そもそもこの作品は最初から、史実では死んでいる人物が生き残っている設定で、その人物が更に変貌を遂げているし、そこに主人公の性格や意識も影響を与えているから、現在14巻まで読んでいるけど、恐らく史実とはかなり考え方が変わった設定になっていると思っている。
そしてタイムスリップする人物にもよるけど、大体は体力や膂力の違いや意識、習慣のズレに悪戦苦闘するので、知識チートと言えど初めから出来る訳ではなく、この主人公も先ず信長に認めてもらうところから始まっている。
だから個人的に現代人が過去へタイムスリップするタイプのif物は、改変しながら史実で起きた戦闘や戦争が如何に史実通りに起きていくか、その辻褄合わせも楽しむ1つの要素と思っている。
作品中で、史実では死亡する主要人物も何人か生存してるし、この後の展開も楽しみです。
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