このレビューはネタバレを含みます▼
作者さんの別名義の方の著作を全て読んだのでこちらの名義の方にも手を出し始めました。共通して嘘と隠し事と罪を描くのが本当に素晴らしくて、孤独で胸を絞られるような感覚や、恐怖で心臓が跳ねるような衝撃が何度も何度もやってきます。3巻まで読んで、理世ちゃんと海利くんを応援したい、何とか逃げ切って欲しいと思いながらも、4巻にさしかかるとこれは犯罪の被害者側からしたらとんでもない話で、ああもうこれ以上は辛くて読めないな、となったんですが、後半できっちり立花さんが浄化してくれて、何とか持ちこたえました。
読後感、すごくしんどい。でも辞められないです。