自信が一番大切なのかも

世の中にはどうしても大勢多数が持つ「基準」があって、それは時代や場所によって変わります。私もどんなに他人の外見に口を出すことが失礼だと思っても、自分が言われたらイヤだと思っても、今を生きる人間によくある価値観の通り、主人公はどうしたって「デブ」で「ブス」だと感じてしまいます。
主人公は、それでも自信に溢れ、前向きで、他のキャラクターを、そして読者を魅了していきます。そういう姿に、大切なのは生き方なんだな、と感じます。
こんなふうにパワフルになるのは、それこそ虐げられた過去を全て忘れるほどで無いと難しいのだろうなと思いつつ、彼女の生き方に勇気をもらったり、私も明日からこういうメンタルで生きたいな、と思ったりします。
外見の話のみならず、サスペンスや恋愛、仕事など、様々な要素が絡みあって、しかもテンポよくサクサク読める楽しい漫画です。