青の軌跡
」のレビュー

青の軌跡

久能千明/沖麻実也

とうとう第1作目に手を出しました!!!

ネタバレ
2023年12月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと気になっていた作品で、幻冬舎のセール今か今かと待ち構えて大人買いした作品です。もともと、SF小説だいすきなので、とても刺さりましたー!このちょっと古い感じとかも味があるといいますか、90年代ぽさがわたしは好きですね。ぎんえーでんとか、某SF書房さんの本が好きな人はこれもすきやろ!と思います(私のことです)この作品の凄いところはキャラクター設定の解像度が非常に高く、第1作目からして既に確立しているところだと思います。特に三四郎のわかりやすく単純そうに見えて、こっちが思ってる以上に自分のルールがちゃんとある人で、過ぎたことゴチャゴチャ言わないクールさを持ち合わせてるかと思いきや、やっぱり大胆傲岸不敵だったりと、一筋縄ではいかないところが、癖になる。カイも自分の出自に悩みながらも、どんどん三四郎に惹かれていって、だからこそいちいち三四郎の言動に引っ掻き回されて落ち込んだり、振り回されているのが面白いです。私を抱くって言ったでしょー!?とか、凄い好きな一言です。そのあと、えちするまでの流れもだいすきだ。爪はちゃんと切ってくれよな、も。続きもどんどん読んでいきます!楽しいー!
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