溺れる良夜とヘルメース【コミックス版/シーモア限定おまけ付き】
ko
このレビューはネタバレを含みます▼
ko先生作品にしては重い設定。経営難の実家の旅館のために体を差し出して支援を得ている朔史郎と年上幼馴染の大が再会して動き出す物語。途中までは暗めのテイストで、最後は全てが許されて丸く収まった感じになって違和感がありました。朔と大のハピエンはいいんだけど、一番の違和感は朔の母親かな。朔が旅館のためにしていたことを全く知らなかったはずはないと思うのに、病弱なお嬢様育ちか知らないけど自分では何も努力せずに気付かないふりして息子たちがなんとかしてくれるのを待ってたみたいな感じがして納得いきませんでした。朔の表情などは感情がよく現れていて良かったです。星4.3
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