警部補ダイマジン
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警部補ダイマジン

リチャード・ウー/コウノコウジ

先が気になる社会派フィクション

ネタバレ
2023年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 必要悪な熱血漢の主人公と冷淡な正義感を持ち合わせるその上司が、未解決事件を操る秘密結社の陰謀を阻止すべく奮闘するストーリーです。文章が上手じゃないので、こう表現するとスケールだけデカいフィクションのように感じられるかもしれませんが、現社会の問題点を取り上げ政治や実際の事件を盛り込んでいるのでどことなくリアルです。誰が秘密結社の要員か、事件の真の目的は何か、裏をかく心理戦も見所です。
メディア化されています。ネットの反応をみると賛否両論あるようですが、コンビのやり取りが良いカンジみたいです。台場さんが好き過ぎるのも理由にありますが、原作は何回も読み直したくなる内容になっていますし、絵も見やすく、場面展開や表情、動作の描写が上手なので、ドラマが残念だった方にも是非読んで欲しいです。
願わくば原作は台場さんと七夕警部補は恋愛要素ない方がありがたいんですケド‥。。

「ホントは紙で読む方が好きなんだけど、スペースの関係で購入しない」というルールを決めていて電子版で購入しているのですが、お気に入りのカッコいい表紙の巻だけ紙も集めておこうかな‥なんて思っていたら、何か段々増えてきました。助けてー。

総理暗殺とか危うく独裁者誕生とか、これから実際に起きる事を先に裏情報で入手してるんじゃないかって、ちょっと怖い位タイムリーに描いてきてる預言書みたいな漫画なので、ホントに読んで欲しいです!
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