君と宇宙を歩くために
」のレビュー

君と宇宙を歩くために

泥ノ田犬彦

泣いてしまう

2023年12月18日
某サイトでおすすめされてたので試し読みしてみたら号泣してしまいました。他の人と同じようにできない苦しさや苛立ちを抱えた底辺高のヤンキー少年が、ある転校生と出会うことで自分の生きづらさと向き合い始めるストーリー。作中でははっきり明言されてないけど、主人公も転校生と同じように何らかの発達障害を抱えています。さらに主人公の母親は少々ギャンブル&アルコール依存の傾向があり、転校生の家庭も姉が彼を養育しているような描写があって複雑な様子。。。
この生きづらい世の中(=宇宙)を歩いて行くために、投げやりになって諦めるのではなく、できることからやっていこうと決意し成長する姿に涙がこぼれます。
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