后宮のオメガ
」のレビュー

后宮のオメガ

露久ふみ

表紙、内表紙含めて良かった

ネタバレ
2023年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買い。表紙に惹かれました。
美しいなと思ったのが、衣装。大ぶりの宝石やアジア系を混ぜた飾り衣装が良いなと。そして美しいΩ、イリヤ。作者の絵は何度も思いますが、やっぱり良いですね😩

上巻。読みながらきっと皆さんある疑問を思っただろう事柄を、イリヤさんがスパッと言ってくれてます(P.55から…)。後宮に渡る少年ハーリド王に、その意味を揶揄いながら少年だから青臭いと。そんなイリヤのΩなのに男らしい性格が素敵でした。

少年ハーリドの愛情表現もまた良かったです。虎の子を連れてきたり…どうイリヤを退屈させず一緒の時間を過ごそうかと。そんな一生懸命背伸びした感じが、少年王×王后になったイリヤcpの萌えでした。

下巻。青年ハーリド…成長。はぁ、カッコいい😩 表紙も良いです(飾りも素敵… )
カラーの内表紙。2人の肌の色のコントラストが萌えです。イリヤ王后、肌着付けんとモザイクになるよ…と思いました。美しいです😩

イリヤと再会後のハーリド王、なのにガツガツ感の無さが良いのですが…年齢的にどうなってんだろ?…と(すみません。王だから…ですね)
p.32…初めてイリヤを可愛なと思いました。王の男らしさを初めて感じました。良かった。

そろそろハーリド王、イリアの頸の心配をしてハラハラして下さいよと思うのに、いつまでも鉄仮面(…んー😩)p.84、あのイリヤによく耐えたと、さすが王。p.136 スゥヤの涙にジーンとし、最終話のハーリドにはめちゃくちゃ王になって…と。彼もまた片膝を付くんだなぁと、感動でした。

上巻は少年ハーリド王で、え、少年…?と思ったのですが、これがあるから最終話に最高の萌えがあるのだと思いました。それがどんな風にと言葉には出来ませんが…何か、何て言ったら良いか、鉄仮面がちょっと緩んで可愛いんです。最後は2人とも可愛かった。

2人が治めている王国や王宮がどうなったのか知りたくて、最後の数ページは何度も読み返しました。

描き下ろし。はぁ、最高でした。
推しはチャン王子。何故か懐かしく感じました。

作品レビューに続くの文字…楽しみ✨
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