二番の中で一番上【コミックシーモア限定特典付き】
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二番の中で一番上【コミックシーモア限定特典付き】

真ing

密度すごい!あと毛、ありがとうございます

ネタバレ
2023年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初商業コミックスということで、途中「このモノローグは誰の……?」という点もありましたがそこを含めてめちゃくちゃ良かったです!!!!!むしろその「どっち?」となるモノローグもこの作品の魅力になっていると思います。個性的な吹き出しデザインもよかったです。
出会い方は全然ロマンチックじゃないし、好奇心と性欲先行ではあるのですがその二人の近づきそうで近づくのをためらってる距離感にドキドキが止まりませんでした。コマ割りの密度もあってか、1ページあたりの充実感と二人のやり取りの濃厚さがあります。
攻めの松坂は一番を作るのか怖くて、受けのシュウ君は一番になりたいけどなれない。そこが上手く嵌っていくので「いいぞいいぞ!!!」と応援しながら読んでいました。てか私、二番目でいいって言う受けが大好きなのであまりにピンポイントに読めて大声出ましたね。
やることやってるしほとんど恋人みたいなのに、まだ恋人じゃないっていう関係や距離感のモダモダ感も最高で、読みながら「はーーーーもうあのさ〜〜〜!?」って声が出ます。
そしていざ恋人になってからの甘さよ!松坂さんめちゃシュウ君のこと甘やかすし特別扱いするし甘えるじゃん!?可愛いね!?攻め厨としては受けに甘える年上攻めが大好きなのでオホホホと高笑いです。
そして!!!!!絶対に言及しなくてはいけないのが『毛』の存在です!!!本当にありがとね!?!?!アンダーだけじゃなくてスネと脇を描いてくださって、ほんと、嬉しい……!この作品の空気感(?)的に毛があることによって二人の体温が感じられてすごく良いです!!!あと、シュウ君の脇に頬擦りしてムフムフする松坂さんはゲイみが強くてほんと……キャラが立っている……すごいよかったです。
上手く説明できないんですが、よく見る商業作品にはないコマ割りやセリフの密度が素晴らしく、これからもこの個性はそのままでいてほしいなと思いました!めちゃくちゃ良かった。
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