このレビューはネタバレを含みます▼
井部修一郎は高2の春､前の席の安達正宗に一目惚れします｡イケメンでモテる安達は､恋愛に関して好きな相手以外は見向きもしないというブレの無さで､井部は早々に友達ポジのキープにまで撤退し､そのまま卒業式を迎えたのでした｡10年後､井部は同棲中の彼氏に浮気されたその日に､安達から呼び出されます｡傷心の井部に安達は､高校の時からの親友なのにいつも一線を引いている井部は隠し事をしていると井部の秘密を言い当てるのでした｡それでも井部を慰めているつもりの安達に､井部は酒の勢いも加わって｢セ◯クスで慰めろ｣と口が滑ってしまいます｡売り言葉に買い言葉で二人はそのままホテルになだれ込むのでした。大変盛り上がった事後､ホテルを出た井部は｢高校の時からずっと好き｣と告げるとダッシュで逃げ出します｡ガンガンヤるのに肝心の時には臆病な二人が意地を張り合い､どんどんややこしくなってゆく過程が楽しく描かれます｡その分誤解が解けた時のスッキリ感が気持ちの良いエロコメでした｡
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG