千年紀末に吠える恋【分冊版】
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千年紀末に吠える恋【分冊版】

みよしあやと

悲恋に非ず、1話目からぶちかまされた

ネタバレ
2024年1月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは堪らないっ!!!
かつての大国「ルーシアン」北の蒼・南の朱に分断され、暗殺兵器として育てられた天陽と雨流。雨流の最期の言葉「生きろ」を胸に侘しく過ごして2年の月日が流れた或る日、確かに失くした雨流の姿が敵将、欠月として目の前に。北の蒼のマッドサイエンティストにより、哀しくも死なない兵器「屍器」として…。ただ一言「愛してる」と伝えたい思いをもって側に、北の蒼で過ごすことを決めた天陽。ただの悲恋物語では無く、僅かながらの光を見つけ進む物語。
脂の乗った時期とは、こうも続くものなのか?円熟とは違いまだまだ勢いがあってこれからも、より面白くなっていく未来しか見えない。先生の出される作品を見ていて感じてしまう素直な感想。
オリエンタルな雰囲気ばっちりで作品によっては色が邪魔になりますが、これはフルカラーで見たい!!
ファンタジー好きなら絶対の作品、ストーリーもしっかりしてます。新年一発目、激推し。
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