放蕩息子と恋の穴
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放蕩息子と恋の穴

九號

良かったけど初エチが・・・

ネタバレ
2024年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 女癖が悪くて田舎の高校に転校させられた男子高生・蒼佑と、いとこでクローゼットゲイ、かつ蒼佑の幼少期からの想い人・稔(みのり)の恋物語。
二人の気持ちが通じ合うまでの過程が丁寧に描かれているし、蒼佑のティーンエイジャー特有の真っすぐさが眩しく、「愛というより恋」な作品でした。
ただ、稔の中で「いとこ同士・教師と生徒・同性同士」という葛藤があったからこそ、初エチの描写が残念でした。
蒼佑まだ未成年だし稔も教師なんだから、稔には蒼佑が高校卒業するまで身体の関係は待って欲しかったな、と。
あと、あれだけゲイバレするのを恐れていたのに、土砂崩れに巻き込まれて運ばれた病院の病室でイタしてしまうのはちょっと・・・。
朝検温に来た看護師さんに見られてるし、あっという間に噂が広まってしまうのでは?
設定に何となく矛盾点を感じてしまい、ハマり切れなかった気がします。
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