このレビューはネタバレを含みます▼
一巻読んで、アル中と自己肯定感の低い子の押し問答な会話に少し疲れつつ、すっごいナチュラルに面白い会話してるから、つい2巻3巻と手を伸ばしてしまいました笑。暇があれば酒飲んでダラダラしてるダメ男なのに、なんで格好いいと思ってしまうんだろう…普段が適当だから、ふと見せる男前なセリフや表情にドキッとさせられて、どうしても嫌いになれない(言ってる事全部嘘に聞こえる時もw)。葉月さんを知ってる知人達のキャラも濃くて楽しい。女装バーのママは、もうアナ◯先生としか見れなくて笑いっぱなしです。家出少年の真は人から本物の愛情を与えられたことが無いせいで、いつも不安を抱えながら葉月さんの事だけを一途に想う健気でエロい子(エロは葉月さんが開拓しました!w)。初めは泥酔からの二日酔いで始まった同居生活も、巻を追うごとに葉月さんは真を大事に思い、気づけば独占欲丸出しになってるという美味しい展開。もだもだイチャイチャが続くバカップルかな?と思いきや、4巻で2人を離そうとする不穏な人影がやっと現れて…気になるところで終わっちゃった。終始、真が自分を卑下しオドオドしてたり、目を離すと酔っ払って適当こいてる葉月さんのキャラがハマれば面白く読めるかと。4巻まで続いてますが、出会ってまだ一ヶ月ほどしか経ってない事に驚きつつ、だからまだ真は葉月さんにダイブできないんだ〜と納得。人ってそんな直ぐには変われないですもんね。それでも2人は一緒に成長してる気がするので、まだまだ見守っていきたいです。