カナリアたちの舟
」のレビュー

カナリアたちの舟

高松美咲

すごい世界観

ネタバレ
2024年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『スキップとローファー』『おかえりオーレオール』『アメコヒメ』そして本作。作家さまの既刊本全て読ませてもらいました。
本作はスキップの前作、初めての連載作品との事。
もォーすごいSFで、映画でも、大御所の作家先生方の本でも読んだ事の無い世界でした。
書き込みも細かく、想像の生命体も不気味で緻密。
存在する地球に対して少しの皮肉も込められていて、ドキドキする展開でした。
萩尾望都先生の作品を思わせるような、全てを解説する事なく、読み手に考えさせるような、そんなお話の締めも巧みに思えました。
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!