Life 線上の僕ら
」のレビュー

Life 線上の僕ら

常倉三矢

星5つじゃ足りない!

ネタバレ
2024年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み始めはそこからこんな感動に包まれるとは思いもよらない展開で、
線踏み遊びなんて幼過ぎない?とか絵も私好みではないかな?
とか思っていましたが、作者の構成力・表現力に魅せられて気がつけば涙涙。
そして気がつけば何度も読み返している自分がいました。
このページ数で出会いから死別、天上での再会までを描き切るとは!
しかも無駄がない。セリフがなくても感情が手にとるほど分かる。
タイトルにもある通り、線を2人の人生に例え、そのままどこまでも伸びていくと思われた線上の道が急にプツリと途切れたりオーロラの揺らめく道になったり、愛した人と再会する天上まで続く道になったり。
何でもない無邪気なシーソー遊びも人生の浮き沈みを見事に表現して、最後は笑い転げる2人にもう大丈夫!と安堵しました。
辛い場面もありましたが尊いハピエンでした。
これからもまた何度も読むと思います。
そしてたぶんその度に涙腺崩壊します。
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