天は赤い河のほとり
」のレビュー

天は赤い河のほとり

篠原千絵

ラムセス~(/∀\)

2014年1月14日
舞台はヒッタイトだし、彼は主人公ではありませんがこの作品の彼が大好きです笑

本作の初見は幼少時で友人に借りて読みましたが、細かいストーリーは忘れていたし長編大作が読みたい気分だなと言うことで読み返してみました。

いわずと知れた名作ですね。レビューも沢山あるのでストーリーについては詳しく触れません。
長編だし、途中、「なんで、そこでその人をそうしちゃうの~!」とか、やきもきする場面もあるけど、ヒッタイトをはじめ古代エジプトやその他諸々オリエンタルな雰囲気を楽しみながら最後まで面白く読めます。

冒頭でも触れましたが登場人物で今回読み返してもっとも惹きつけられたのがラムセスもう、軍人の癖にたまに職場放棄したりと問題児(?)なのにワルになり切れないとこや深い祖国愛、逞しさに男らしい強引さ色っぽさとか魅力満載でクラクラしちゃいました!彼が居なかったらこの作品の面白さは半減する!

と興奮さめやらずついレビューを書いちゃったほど。

ストーリーはもちろん面白いですが、格好良い男たちや女たち、その生き様も見どころです。
感情移入して読むと古代にタイムスリップした気分になってしばらく作品世界に浸れちゃうと思いますよ。

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