ねこねこダーリン
」のレビュー

ねこねこダーリン

楢崎壮太

素直になれなくて

ネタバレ
2024年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ とてもしんどいところで終わってしまった4巻でした。
紗依は確かに素直になれない子だけど、普通に考えたら猫になってしまう特異体質を小さい頃から抱えていて、思春期の多感な時でさえ、自分で猫にならないようコントロールしていた。
善治のフェロモンに当てられないようにしてるのも、恥ずかしい気持ちからは理解出来る。本人も分かっていながらも、善治の事を考えてるが故に甘えなんかもあって空回りしている。
当たり前にわかってもらえる事と安心しきっているのも、相手を信頼してるからこそだけど、その辺のお互いの意思疎通が出来てない故のすれ違いが辛い。
次巻では仲直り出来ると良いです、でも早く続きが読みたくてしんどいです。
いいねしたユーザ6人
レビューをシェアしよう!