BANANA FISH
」のレビュー

BANANA FISH

吉田秋生

アニメ先に見て、その後が知りたくて。

2024年1月16日
マンハッタンにツインタワーがある40年前のマンガという古さを感じない内容でした。薬物と銃とナイフと性暴力、少年マンガじゃないの?って思ったけど、性暴力が主に少年対象(過激な性描写は無い)なのと「トーマの心臓」みたいな魂の救済ぽいところが少女マンガだなと思いました。でも刑務所なんかは「ショーシャンクの~」映画みたいだし、このマンガに描かれていることは現実にある社会問題なんですよね。
1巻目の絵は少年マンガぽくて好みじゃないけど、少しづつ絵柄が変わってきます。表紙のアッシュの顔がどんどんスッキリしていくので変化がわかります。
19巻で本編完結。同時収録でショーターとアッシュの少年院の話しと、28才になった英二の本編その後の話しが読めます。
20巻は14才のアッシュとブランカの話しと、高校生の英二と大学生の伊部さんの話しと、作者裏話が読めます。
別物の話しでYASHAの後半に、大人になったシン・スウ・リンが少し出てます。セリフ説明だけだけど月龍のことも少し触れてます。
YASHA続編のイヴの眠りには、おじさんになったシン・スウ・リンがちょっとだけ出てきます。
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