このレビューはネタバレを含みます▼
レビューの多さにこれは面白いに違いないと思い、すぐに読んでみました。めちゃくちゃ面白いです。
他の方も書かれているように蛇が蛇のままとは驚きでした。最初は抵抗があったものの、ミヨが心を許し、惹かれていくのが分かる気がしました。頼もしく、可愛いとさえ思えてくる。体を重ねるシーンも、もちろん蛇と人。斬新だし、官能的でとても良かったです。ミヨの父の死の真相や安ケイの抱える闇の話が出てきて飽きさせない。息子の話には終始泣けてしまいました。時太郎が熱中できるもの、向いてるものに出会えてよかった…彼の成長に泣ける…。見た目に反して、人のように複雑な情緒を持つ彼がどうやって人間と共存していくのか気になります。続きが楽しみです。
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