浮気者には惚れません
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浮気者には惚れません

ぬののの

攻めと彼女達の思考が理解に苦しむ

ネタバレ
2024年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めに彼女が大量に居てその彼女同士が仲良いのは珍しいパターン笑 女の子の方も本気じゃないからだろうな〜というのも分かるし彼女達の活躍のおかげで二人が進展する展開も面白かったのですが、そもそもこの人達攻めと受けが両片想いっていうのが分かってて攻めと寝てるんだよな?と思うとかなり意味不明でした。攻めも、受けが自分のことを好きなことが分かってるのに直接言われなくなったからって寂しがりという言葉を使って彼女をたくさん作って遊びまくるのが「???」でした。それなのに受けが攻めを吹っ切るために恋人を作ろうとするのを邪魔しまくるのは理解に苦しむ。なんで自分は良くて受けはだめなんだ。 そもそも受けが素直に攻めのことが好きだと言えなくなったのは攻めが遊びまくっており言動に信頼性がなくなってしまったからだし、受けはずっと『恋人は一人が普通』『浮気なんて有り得ない』『一途な人が良い』と訴えてるのにそれを意に介さなかったのは自分なので、受けに恋人(当て馬です)ができてもうお前とは会わない宣言されてからやっと反省・改心するのは遅過ぎるんですよね。これ作中での攻めの受けへの“特別”という感情が最初からずっと恋愛感情っぽく描かれているから違和感なんだろうな〜。本人の中でも“特別”がどういうことか分かってなくて受けに恋人ができてやっと受けへの恋愛感情に気づく、という流れだったらもっと納得して読むことができたかも。
絵もすごく好みだし全体的にコメディタッチで進むので読みやすく改心してからは溺愛アピもすごいので、深く考えなければ楽しく読むことができると思います。
修正は白抜き。
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