このレビューはネタバレを含みます▼
初読みの方は是非「春うらら好色男の宿」を読んでからどうぞです。「春うらら」は美春のターン、「夏くゆる」は藤男のターン。幼い藤男が自分を守る為に身に着けた処世術のせいで、感情の見えない何を考えているのかわからない男となったのは哀れではあるが、一人東京から帰る美春の姿が余りに惨めで不憫で胸が痛かった。それにしても、序盤の美春のレイヤー姿「くっそかわいすぎ」には解釈一致。この体格差あっての、この体技…→あかべこ先生今回も最高でした。本作品に限らずですが、先生のファンなら新刊通知問答無用でポチるじゃないですか。一瞬頭をよぎるのは18禁版でるかなー…、でるよなー、でも待てない、ポチ。先生の大事な魅力の一つ、白抜きされてる部分の描写力。決してエロを堪能したいだけじゃ無い(イヤ、したいけど)、より真に迫る、ただのエロ漫画にはならない、内容を充実させるのに必要なんですよ!!勿論、このままでも面白い、先生だからこそのオリジナルな作品で作者買いします。けど、同じ作品を二度買うのを躊躇う方もいらっしゃるかと…、本当に素晴らしいのにそれを見てもらえ無いと思うと勿体無くて悔しくもなるんです。