このレビューはネタバレを含みます▼
3巻までの内容がアレだったのと、1巻から読み返して続けて読みたかったので、なかなか4巻までたどり着けませんでした。ようやく腰据えて読むぞ!と3時間、やっと読み終わりました。途中、自分の感情の起伏が激しく、行ったり来たり、閉じたり開いたりと大忙し(笑)
あーでも、4巻まで読めて良かった~。3巻でなんかミステリーみたいになっちゃって、小島ってどういう人間なのかとそら恐ろしくなり、4巻読んでいいものやら悩むほどでしたが、終わってみれば大団円(?)、ハピエンでほっとしました。
描かれている性癖としてはフェチと言うより痛い部類が多く、痛いのダメな私はかなりつらかったです…。でも主役2人のエッチは濃厚で毎回トロトロの小島が見られて、なんというオアシス…!体力オバケの大門と相性抜群!
大門といえば、1巻の無害無益男が嘘のような進化を遂げましたね。これは小島、あげまんか…?と思ったけど、多分皮を被っていただけなんでしょうね。脱いでみれば怪物、と小島は思っていたようだけど、ただの溺愛系彼氏でした。スパダリとは認めたくない。岩蔵よ、その気持ちは分かる(笑)
岩蔵といえば、番外編で安川との話が読めて嬉しかったです。しかし、妻を亡くした男は手強いぞ。いけるか?いけるのか?…いけそうだな?意外とすんなりいけそうだぞ?まぁ頑張れ(笑)できればミクリ先生も幸せになってね…。
いろんな伏線を畳んでいく4巻で、うまく終わって良かったなという印象です。2人の恋愛よりも、なんというか、人生を応援したくなりました。しかし私は小島が剥製になっても、それはそれでハッピーエンドだったと思うな。