このレビューはネタバレを含みます▼
月野諒はゲイのセッ◯スコミュニティサークルに連絡を取り拠点まで赴きます｡カフェで見かけた男性が気になったことから自分の性的嗜好を知ろうとしたのですが､いざそこで男同士のキスシーンを見て諒はビビってしまいます｡ペアの相手を紹介されたところに､カフェで見かけたイケメンがやって来ます｡目黒慎士はペアの相手を買って出ると諒を連れ出して駅まで行き､パックのカフェオレを買ってくれて｢二度と来るなよ｣と言って去って行くのでした｡ほっと安堵した諒はその後大学で慎士を見かけて驚きますが､助けてもらったお礼をしたいと慎士の研究室を訪ねます｡そこから諒は慎士と行き来するようになるのでした｡ぶっきらぼうな慎士のふと見せる優しさに諒は惹かれ､派手なサークルとの関わりやサークル主催者との関係が気になってきます｡圧の強いイケメン慎士の意外な内面､二人の最初の出逢いがドラマティックに明かされるのが楽しいです｡真摯に芸術と向き合う諒の作品をもっと見たかったです｡
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