このレビューはネタバレを含みます▼
日高あゆこ先生の作品が大好きで、1話から作者買いして待ちかねた3話。お仕事にまつわる様々な現状に打ちのめされたような祐希くんの表情が切なくて涙が出そうでした。人気売れっ子声優で寡黙イケメン系の一澄くんと、駆け出しの新人声優で素直で可愛らしい祐希くん。幼馴染の二人がBLCDのお仕事で共演することになり、恋愛経験がなくて演技につまづく祐希くんに「じゃあ(気持ちいいことを)練習しよう」と、そうはならんやろ的お誘いを大胆に仕掛ける一澄くん。読んでるこちらとしてはそんなお誘いや、祐希くんが初物(言い方)なことを知った時の嬉しそうな気配など、一澄くんから祐希くん好(ハオ)の波動をビシバシ感じるんですが、祐希くんは素直なのと少々自己肯定感が低めだからかまだピンとは来てない様子。1話と2話は初心可愛い祐希くんにわりとグイグイ行っちゃう一澄くんの様子を「あらあら〜^」と眺めていたのですが、3話で一気に祐希くんのモンペ目線になりましたよね。私も自己肯定感が低い方だから打ちのめされる気持ちが痛いほど分かるので……。3話の引きがとてもハラハラで、続きが心配で待ち遠しいです。とにかく祐希くんにはとびきり幸せになって欲しいし、一澄くん頼む!はちゃめちゃに溺愛したってくれ〜!!の気持ちです。祐希くんのほわほわな笑顔をたくさん見られるようにな〜れ!と願いながら、続きを楽しみにお待ちしてます。