画集、ときどきマンガ【追記あり】

ネタバレ

2024年2月1日

このレビューはネタバレを含みます▼ 架空の街・エウフェミアを舞台にした、11名のクリエーターによるオムニバス。
電子か紙、悩みに悩んで紙で購入しました…すみません。。
絵が本当に、見惚れるほど美しい。

以下、特に印象深かった章です。

【時計店：浮雲宇一先生】空想なのにリアルな時計店。図鑑みたいで豪華で細密。
【写真館：ソライモネ先生】素敵だけど意外とアッサリ。もっと読みたかったな…。
【アメリカンダイナー：ヒノヤマビコ先生】白黒タイルに、深紅のソファとジュークボックス…まさにアメリカンダイナー。超絶綺麗で可愛かった。
【ランプ屋：幸田和磨先生】冒頭の素敵な街並みの作画も担当された、幸田先生…本当にヤバかった。すごすぎて、思わずリアルで声が出るレベル。
【盆栽屋：鎌谷悠希先生】マンガとしては１巻の中ではこちらの作品が一番好きでした。
【ブティック：マツオヒロミ先生】着物屋さん。先生の画力が爆発しています。着物の美しさがこれでもかと描かれていて、本当にすごかった。

――全体的に内容はほぼ満足だったのですが、かなり後悔したのは電子版で買えばよかったということ。
この絵、大きなモニターで見たらさぞ綺麗だったろうな…というシーンが何度もありました。
大きなモニターで見れない環境であれば紙推奨。大判なのでコミックとしてはかなり大きく読めます。クリアでシャープなイラストを楽しみたい方は、電子がオススメかなと思いました。

＊＊＊＊＊＊＊　【2024/11/21　追記】
２巻も紙で読みました。１巻は電子にすればよかったと後悔したのですが、今回は紙版がよかったかも。印刷のクオリティがすごいのと、作品によっては紙のほうが映えるような気がしました。物語によって紙質を変えてあるのですが、それがものすごく作品に合っている。

でん先生の『書店』…すごかった。冒頭の１コマ目から圧倒される。
あとびっくりしたのがBL作家のジョゼ先生が登場！！可愛い、綺麗、爽やか～✨
東春予先生のラブ　ホテル、絵も物語も超個性的で最高でした。
かしこの猿先生「九龍」は胸にぐっとくる佳作。１コマで語る人生と余韻…　マンガの中では今作が一番好きでした。

１巻からの続きの作品もいくつかありました。
ソライモネ先生の作品、続いてた！！１巻では物足りなかったとか言ってごめんなさい！　３巻も楽しみにしています

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