キミがいなくなった冬の海【単行本版】
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キミがいなくなった冬の海【単行本版】

斎藤屑

静かな物語

ネタバレ
2024年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 事故で記憶喪失になる話。
どちらも孤独で、埋め合うことができた2人。

時間の積み重ねで愛が深まるなら、その時間が消えたら愛はどこにいくのか。なかなか詩的な問いだったな。

忽那の母親とのトラウマ、セナの家のこと。記憶を失う前の2人。もう少し説明欲しかったけど、また、取り戻すことができたから、いいか(笑)

エチシーンが網掛けになるんだよね…
webマンガだったから?ちょっと暗くなってわかりずらいんだけど(笑)

2人の象徴の海。また始まって良かったね。
しかし、肉親の言葉は本当に威力があるんだよな。だいたいは自分のことしか考えていない言葉だから、無視していいんだけど…できないのが肉親なんだよな。
忽那、間違ってなどいないぞ!
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