仕立て屋と恋
」のレビュー

仕立て屋と恋

大橋キッカ

もうひとひねりあっても良かったな

ネタバレ
2024年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 啓太×君登 昨今の漫画は200ページを超えてくるものが増えたせいか、5章で終わると短く感じてしまいます。もちろん文字が詰め詰めでなかったせいもあるかも。つい仕立て屋と坊っちゃんがキッカ先生の本の下に表示されてしまい、中身を比べてしまいました。ごめんなさい _ _)) さて本編です。中学時代から親友のふたり。テーラーをしている君登の元へ、もうすぐ結婚するという報告を啓太がしにきます。15年の片思い、もう慣れっこになってしまったのかもしれません。君登の悪あがきは見られませんでした。啓太のプロポーズを断った彼女からは「啓太の一番は君登」という言葉で啓太は振られます。10年という彼女の時間を奪った罰くらいあっても良かったんじゃ……と思わなくもないけど。それをきっかけに君登が思わず告白するところから、物語は動き始めます。したことのない昼間のデート、ぎこちない態度は、啓太が君登を"恋人として"意識しているからでした。ずっと親友と思い側にいたせいか、恋人へと意識をシフトチェンジすることで、啓太にも戸惑いがみられます。ラストもうまくハピエンでした。啓太の、思ったことを深く考えずに発言しちゃうところが、功を奏したのかも?! 修正は甘く、描き下ろしがとっても可愛かったです💗君登好き~
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