青に、ふれる。
」のレビュー

青に、ふれる。

鈴木望

難しい問題

ネタバレ
2024年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 太田母斑と相貌失認という、非常に難しい問題を取り上げた作品です。私も実際に顔の半分くらいが痣で覆われている女性を知っていますが、やはり瑠璃子同様お化粧はしているけど、痣そのものを隠してはいなかったです。また、神田先生のような相貌失認という方にはお会いしたことは無いのですが、生きづらさを感じますね。今回、この《青に、ふれる。》に出会い、読む事で、自分の知らない世界がまだまだ在ることを実感させられました。少女マンガという括りではありますが、老若男女すべての人類に読んでもらいたい1冊です。
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