このレビューはネタバレを含みます▼
イイね、なんか読了後に幸せな気分になる。
何気にさがの先生の作品は好きで、結構読んでるかも。
だけど、こちらはスピンオフなんだけど、スピン元「きみのにおい」を読んではいなかったので、この後読みます(笑)
単独でも全く問題ないです。
高校生のとき、ゲイを自覚し同族の家庭教師と6年付き合ったツカサが、教員採用を報告したら、「もう大丈夫だね」とかいって別れを告げられる。
詳しくは描かれてなかったけど、外デートもしたことなく、密会みたいな感じだったので、訳ありだったかも。
失恋を癒やすためゲイ・バーに行ってみたが…心配して声をかけてくる大型クマみたいな笑吾に纏わりつかれる(笑)煙たがっていたツカサだが…
旅行代理店の営業で、遠足の下見で再会。
親にカミングアウトはしていないツカサ。生徒にゲイばれして、ちょっと襲われて(理由あり、未遂、「きみのにおい」の子)、色々溜まっていたものがせり上がってきたときに、笑吾に見つけられる。
優良物件ですよ、笑吾は!すごくよい彼氏だと思う。エチのときは雄だし、独占欲もあるし(笑)ツカサを広い世界に連れ出して息ができるようにしてくれた。
ツカサは、親にカミングアウトし、笑吾のいるシェアハウスに引っ越した。
5年経って、いまは教え子CPも一緒に住んでいる。
いい人に出会えたよね。