没入感がスゴイ





2024年2月19日
九号先生の作品はBL読んでることを忘れるくらい物語自体の牽引力?のようなものがすさまじいです。何故これほど我を忘れて読めてしまうのか不思議です。イチャラブとかはないのに、この読後の満足感。私は1巻最後のキスシーンがすごく好きでした。希望を感じさせるラストだったし、辰巳と生きていくのは並大抵の困難ではないと思うので、二人が苦しむ姿は見たくなくて、1巻読了時点では続きを読みたいとは思ってませんでした。そんなこと思ってても、2巻が出たと知って我慢できず読んじゃいました。辰巳が見せるすがるような執着に危うさを感じるし、新たな展開が不穏過ぎて、平和な日常どころか二人とも最後まで生きていられるのかな?とすら思えてきますが、怖いもの見たさで続きが読みたくて仕方ない!最後はどんな着地を見せるのか今から楽しみです。

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