そして、海に日が昇る(分冊版)
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そして、海に日が昇る(分冊版)

かれい煮太郎

コミックスになるけど(5巻完結)

ネタバレ
2024年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 待ちきれず(泣)

高校時代、ヤンキーだった2人。離れて10年、忘れられなかった男。
上司を殴り会社を辞めた貴一郎は、晃太の笑顔を思い出し、会いたくて高校時代までいた街に戻る。

好きなのに、好きと言えず不完全燃焼の熾火は燻っていまた。
10年、久々に会い、言いたいことはたくさんあったけど、胸にしまい元通りの付き合い方をする。
皆が街から離れて、それぞれの道を歩み、トオル先輩も亡くなっていた。ふと、自分だけ取り残されたような寂寥感や虚無感に襲われる晃太。

迎えにいくと約束して2年。トオル先輩を超えないと好きと言えないとしていた貴一郎。賞をとり迎えにきた。

エチはしているんだけど、直接的なシーンは殆どない。
晃太の思いだけでなく、貴一郎も好きだった。
ままならない2人が思いを交わす。

ドラマだなぁと思った。朝日が昇る海。真っ暗な海は2人を象徴しているかのよう。
素敵な作品でした。コミックスは3月18日発売。
描き下ろしに期待。
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