特装版 恋をするつもりはなかった-double-【電子限定描き下ろし付き】
鈴丸みんた
このレビューはネタバレを含みます▼
ロウがお人好しなところがいいヤツすぎてハラハラしましたが、ニコはあんな最低野郎に酷いことされて傷ついている時によしのを心配するような人なんだと思うと、絶対幸せになって欲しい。スイとニコ、どうなっていくんでしょう。気になる。そればっか気になってました。ニコとスイの続きをください〜。ニコを幸せにしてあげてください。スイ頑張れ。
あと、よしのラブの皆様はかなりロウとニコに冷ややかだけれど、ロウはちゃんとよしのが大好きだからという自分のなかの勝手な自信にあぐらをかいていて、優しすぎるよしのの反応と重なるとモヤっとしてしまうのは分からんでもないです。でもそんなロウの一面すらも分かりたいと思ってる優しすぎるよしの。ロウは、ちゃんと最後めっちゃ反省してたしよしのは優しすぎるからそれで許しちゃうわけですよね。それがこの2人の在り方なのかなぁとも思う。
ニコは他人のものは恋愛対象外って言ってる割に妻子持ちと恋愛してたじゃん、という一見矛盾に思えるシーンもあったけど、つまりはあの断言で、そこすら騙されていたのかな、というみえない部分が想像されるわけで、妻子持ちがよくやるクソ展開の妻子を隠して独身をよそおい関係に至るパターンから始まって途中でニコにバレてしまい、その時はすでに好きになってたのに妻子もちなら連絡を経とうと決意したところ、妻とはすでに関係が終わっていて離婚する予定になっているしまもなく離婚が決まるみたいな誘い話で会いに行ったら嘘でしかも殴られた的なことかなぁと。とにかく絶対的なクソ野郎なんでしょうね。
まぁその辺も含めてスイが関わってニコを幸せにしてあげて欲しいわけで、これは完全にスピンオフなんでしょうけどここまで皆さんモヤってんだし、裏を返せばそっち展開が圧倒的に足りないのでしょう。欲しいんですよね、やっぱり。
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