このレビューはネタバレを含みます▼
絶対に絶対に下巻が持てなくなるから完結するまで待とうと思ってたのです…。原作カラオケ行こ!が好きで、映画カラオケ行こ!に更に狂わされ、遂に下巻待ちきれず購入してしまいました。
噂のラスト…萌え転がる結果になりました。下巻はよ…。
聡実くんの周りに現れる奇妙な人たちが点から線へなっていく展開が面白く、更には相変わらずぬるっと掴めなさそうで男前な狂児にキュンとしつつ、低いテンションで交わされる狂児と聡実くんのやり取りにほっこりしつつ、何度読んでも新しい発見があり、細かい点を自分の中で想像で補いながら聡実くんの感情を追体験するような、さすがの和山先生作品でございます。
突然人生に狂児が現れ、頭では何とか区切りをつけようとするのに感情はパンパンに膨れ上がり続ける聡実くんの気持ち、わかるよ…。(私も…)狂児って罪深い…。(元ヒモの魔性さが怖い)
しかし狂児も狂児で常に腕に聡実がいて毎月ご飯食べに来るわけだから…お察し。狂児って名前秀逸だよなぁ。読者も狂わされる。狂児視点も見てぇ。
下巻出るまでひたすらリピートしていこうと思います。