ノっぴきならぬ
」のレビュー

ノっぴきならぬ

こふで

色男✕色男ままよ

ネタバレ
2024年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙を購入しました。
7年、どうしていたんだろうねぇ、寅次は。

忘れられない男。一目だけでもみたい。会ったら…欲が出る。
忘れたくない男がいた。会ったら怖くなった…また甘えてしまう、と。

ほーんと、のっぴきならねぇのですわ(笑)
絵も綺麗でカッコイイ!

千八の奉公人は、おおらかだねぇ。恋仲だったと気づいているんでしょ?
若旦那の為でもあるけど、寅次のコミュ力お化けで、奉公人たちに大人気。
お天も飾らない寅次が大好き。
でもね、おとっつぁんの男だから、ダメなんだよ?(笑)

八重辰は元気になったよな。
この辺り、同じような老舗の大店だけど、妻が妻として側にいることで不倫になってしまっていた「瞞-ばん」とは随分と明るさが異なる。

江戸時代は若衆などの文化もあったから、比較的に男性同士に寛容だけどね。年齢行ったらまた別だから…でも、いい。
素敵な作品だ!既に単話は進んでいる。次巻は冬らしいが…待てるかな?(笑)楽しみです。
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