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君の百倍、僕は君が好きだ。(新装版より)
2024年3月5日
この一言にすべてが詰まっているよう。凪良先生は存じ上げておりましたが、今まで作品は読んだことがなく、あらすじを読んで購入を決めました。黒沢先生の漫画を読むのも初めてだったのですが、この物語にとても合っていると思います。すごくきれいな絵ではないのですが(貶しているのではありません。雰囲気があると言いますか)、むしろ今売れている先生が描かれてもこの世界観を表せないのではと思ってしまいます。加賀屋のひたすらに一途な思いや、連の好きになっていくほど苦しくなる気持ちが、黒沢先生が描かれる二人の表情にこちらも心がぎゅっと掴まれてしまいます。素敵な物語でした。加賀屋の愛がとても深いです。
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