このレビューはネタバレを含みます▼
ケーキバースの物語。続きますが1巻を読み終わっても穏やかに続きが待てる…そんな可愛い物語でした。
先日洋菓子店に予約したケーキを受け取りに行ったら、店内に入った瞬間あの甘い匂いにフォークという存在を感じました。翌日、残りのケーキを1人食べながら、そういえば…と。ケーキ攻めフォーク受けの作品があったなとスマホをポチポチ。
どんな気持ちなんだろう?と。目の前にあるケーキが攻めで、フォークを持って食べている側が受けのこの物語。(食べたくなるフォークが攻めの心理は分かりやすいのですが…、)そんな事を思いながら読んでいたら、あぁぁぁーそういう心理っっ💦 うーーーん(←腐の心が捩れてます)良い!😩、とめちゃくちゃハマりました。あーーーーリコ先生天才だなぁと😩
フォークのアゲハが言うんですね、「人の体液を欲しがるなんて、そんなの変だ」と。それに対してケーキの三嶋が「やめない」と、(与える事を)俺がしたいからする、と。ケーキが食えって言うんですよ😩
そんな2人のやり取りを読みながら、目の前のケーキを見ていたら…食え、となぜか聴こえてくる。甘い匂いを発しながら…糖分とっとけ、カロリー気にするな、脳がシャキッとするぞと(三嶋が言うように…)
もう…ヤバい。ケーキを食べながらケーキバースを読んだらシンクロ率がめちゃくちゃ高い😩 最高の萌えを実感出来るのでは?と1人思いました。
そしてリコ先生がすごいのは、物語はエロよりDKの濃度が高い所。言葉を借りるとやんごとなき(薔薇)で、To-u-To-I✨なのです😩
アゲハがフォークである自身を怖がっていて、ケーキを求める欲求がエスカレートし最後は爆発するのではと思い悩んでいる。その姿が思春期らしい可愛さで、作者の受け感が滲んで堪りません。
なのにそこはやっぱりフォークで😩 ケーキ三嶋に依存しそうな自身とフォークの生理的欲求をどうにかしようと、他のケーキに会おうとします。その心理をあれこれ萌だなと思ったら、ケーキを分かち合う欲求はここか!と1人開眼。アゲハ…とじーんとしていたら、彼を探し走って来た三嶋😩 もう、青春です…(もっと走ってくだされ)
お前だけのケーキ(攻)、三嶋+だからか安心して身を委ね食す(だけど受)フォーク、アゲハになるのかな?次巻を心穏やかに待ちます✨
すごいなと…そんな心理の世界でした(タイトルも良いです😩)