特装版 恋をするつもりはなかった-double-【電子限定描き下ろし付き】
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特装版 恋をするつもりはなかった-double-【電子限定描き下ろし付き】

鈴丸みんた

おやおや?

ネタバレ
2024年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 待望の続編!と大喜びだったけど、星低めで「おや…??」と思いレビュー見たらなんてこったロウよ!!仕出かしている!?らしい!?とオロオロしちゃいました。とはいえこの作品のファンだし鈴丸先生の作品好きだしレビュー確認せずに即購入本部類なので、やっぱり読まなきゃ!と購入。でも小心者なので直ぐに読めずに(笑)
意を決して読みましたが、え、え、え??て驚くぐらい私には低評価さんたちのお怒りが「はて?」でした。だって…ロウってこういう良くも悪くもノンデリでしたよ。そしてよしのは直ぐに気持ちを飲み込んじゃって我慢するの。この続編はそのお互いの長所であり短所な部分を反省してより近付けたと思うんだけどなぁ。前回では解消されていない部分が上手く解消されてもっと仲良くなれた良い続編だと私は思えます。ニコが邪魔だという声もあるけど、ニコは中々良い当て馬だったと思うけどな。ロウに一切靡いてないし、寧ろロウのしていることに「逆だったらどうか」と諭してるんだよ?しかもちゃんとよしのに対しても誠実だし、嫌われる要素はどこに…?よしのも言ってますよ、悪いのはロウだって(笑)確かにね、フリーだったらありという台詞はいただけませんが、この言葉によってニコはくだらない男に拘らずとも他に自分をちゃんと好きになってくれる人はいるんだって当たり前のことに気付けたんじゃないかと。しかしこの言葉、相手によってはロウに惚れてしまうので軽々しく言ってはいかんよ、本当にロウが悪い。
私としてはとても良い続編だったけどなぁ。そりゃラブラブバカップルな甘い二人の話も良いですが、続編がそうだったら「ロウの人たらしな所ってどうなったの」「よしのはまた気持ち閉じ込めてないか」とか不安要素解消されてないままで作品としての輝きが減ってしまっていたかもです。
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