このレビューはネタバレを含みます▼
コミュ力おばけのキヨが、律の閉ざされていた心を少しずつ開いていく様が丁寧に描かれています。通常のBLの10倍はコマを割いてるのでは⁉︎と思うほど(当社比)、描写が丁寧で、こちらもじっくり味わいながら読むので、読むたびに時間があっという間に過ぎていてびっくりします。本当、DKという年代ならではの精神的にも経済的にも親の支配下にいる中で、相手を思い、その存在にのめり込んでいく描写にキュンが止まりません。最高かよ。と思うと一瞬でシーンが一転して、ゾッとしたり心がザワついたり、感情が忙しい作品です。ほんとね、想像すると律の境遇の悲惨なこと、、リアルに怖すぎるでしょ。キヨにたくさんよしよししてもらいたいです(涙)キヨは男前だし、律は可愛すぎるし、カンちゃんいいヤツすぎるし、青春最高です。育斗はフラグなのかどうなのか、それも不穏に感じてしまいます。2巻まで読んだ後、単話で追いかけ始めました。完結まで追い続けます!