死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから
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死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから

白川蟻ん/六つ花えいこ/秋鹿ユギリ

絵も話も素晴らしくて泣きました

ネタバレ
2024年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告に無料試し読みが他社のサイトで出てきたので、読んでみたら続きが気になったのでいつも使ってるシーモアで検索して4巻まで一気に買って読みました。大作です。5巻以降の続きを...早く買わせてください!!!!

切なさの代名詞ともいえるタイムリープ、そしてミステリーとラブコメが合わさった、笑って泣ける素敵な漫画です。
登場人物の描き分けもすごく上手く出来ていて、魅力盛りだくさん!この手の話って、美人では無い設定のヒロインがめちゃくちゃ美人に描かれていたり、逆に魅力がなかったりするけれど、ちゃんと雑草のお花のような素敵な魅力があって、あのボリューミーなくせ毛がとてつもないチャームポイントに見えてくる!とにかく素敵なんです!!ヒロインより美女も居て、ほんとに描き分け尊い。他の男性キャラもカッコよく描かれているので、女性としては目の保養です。ありがとうございます。ヒロインのお相手が1番カッコよく見えるのもすごい!絵が上手!
ヒロインや登場人物の心情が丁寧に描かれて居るのも魅力です!胸が共に痛んで涙が出たり、ヒロインと共に嬉しくなって笑ったり!いそがしいです!(笑)尊い!素敵だ!金を積ませてほしい!

ミステリー要素が大きく絡んでいるので、死因や死に戻りについての謎が大きくあり、先がとても気になります。

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4巻後、1話を読み直しましたが、あの時(ヒロインが1周目認識の時)ヒロイン側の死に戻りの記憶がなく、ヒーロー側が死に戻り記憶がありました。また一目惚れからの告白、と向こうが強引にヒロインと共に居たとも取れ、卒業の日、死に場所に対して恐怖を抱いていそうだった。
けれど彼は死んでしまった、避けられない死が交互に起こっている?
意識が遠のくヒロインが手を伸ばした先にはローブを着た人が不自然に倒れて(?物陰に隠れて?)いて、ガシッとその人がヒロインの手を握り、7歳?幼少期へと戻った。

舞台は「魔法学校」、けれど文明は今よりはるかに遡った時代。魔法よりデジタルより、アナログな毎日。魔法って必要?って一見思うけれど、魔法学校が舞台なのは、この「死因」や「死に戻り」のミステリーの部分が大きく関わるから外せない要素なのかなと。少なくとも、死に戻りは現代科学や現代医学では立証できないので。
「龍の血を引く」や「試練」などもこのミステリーのキーワードな気がします。
新刊楽しみにしてます、応援してます
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