プリフェクトの箱庭【電子限定漫画付き】
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プリフェクトの箱庭【電子限定漫画付き】

左藤さなゆき

箱庭が箱庭すぎる

ネタバレ
2024年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全部で3巻あるけど、巻と巻の間を感じることがなく、1つの長編ストーリーを読んでいるようでした。月人と澪斗、お互いがお互いの全てを受け入れて、2人きりの世界が出来上がっていく様子が、本当に繊細に描かれています。周りが月人のことを神様として扱う中、月人も人間で心があると、周りに必死に語るその言葉の一つ一つの重みと月人への思いの大きさが伝わってくるし、月人も心を育てながら、不器用にも澪斗を愛している様子が人間味を感じられて良かったです。ぜひとも!!3巻の最後のシーンで読んで欲しい作品です。今までも受けのことが好きで攻めが囲むという作品はいくつもありますが、ここまで囲む・箱庭が言葉の通り描かれている作品はないと思います!
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