イエスかノーか半分か
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イエスかノーか半分か

一穂ミチ/竹美家らら

コミカライズから来ました

2024年3月29日
コミカライズがとても好きで、続きが気になってたまらず原作にやってきました。結果、最高ではないですか!!あっという間に全シリーズ揃えてコミカライズも原作にもどっぷり浸かってしまい、こればかり読む日々、、、。しかも読み終えるのが寂しくて現在、設楽さんの番外編とOFFAirの3巻はまだ読めていないという。潮と計が本当にイキイキと物語の世界を生きていて、架空の世界と思えぬほど。2人の営みも文字に起こすとこんなに官能的なんだなぁとしみじみ。表現のバリエーションも豊かで恐れ入りました。2巻まで計メインにお話が進み、3巻での潮のターンで今度は潮の深堀りがされて、物語が更に厚みあるものに。1、2巻が『陽』だとすると3巻は『陰』の様な雰囲気。もちろんラストは、この先何があっても2人は大丈夫って確信できるものでしたが、3巻でこんなに泣かされるとは。はぁ~イエスノーワールドにどっぷり浸かってしまいました。それにしても、計は計という名がピッタリだと読む度に思います。一穂先生のネーミングセンスよ!
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