烈火の血族
」のレビュー

烈火の血族

夜光花/奈良千春

面白かったーーー!

ネタバレ
2024年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ (完全なネタバレがあるので、物語を真に楽しみたい方はこちらを読む際にはご注意ください!)ジークフリートが退場してしまったあとが蛇足に感じてしまったけれど、他のBL小説と相対的に見て面白かったです。数多くいたキャラクターたちそれぞれに意味のある役を割り当てていて、読んでいて飽きさせないのはすごいなと感じました。(これだけキャラクターを登場させて誰がどうだっけ?とならなかった。とはいえ、各所に退場を雑に扱われたキャラがいたのは残念)最終巻に色々なエンドを考えていたと作者様は後書きに書いていらっしゃいましたが、個人的にこのラストが一番好ましく感じました。レオンがナレ死のように扱われたのが気に入らなかったというのもある。復活して良かった。他のレビュアーも言ってましたが、惜しいのはアルフレッドがレオンにbigloveかと思いきや、全然そんなことがなかった…なんだよもう、そこはラブであれと思ってしまった。何はともあれ、この重厚に作り込まれた世界観がとても好きだったので読み終えてしまい寂しいです。「少年は神」のときも同じことを感じてこのシリーズに着手したので、次は薔薇シリーズも読んでしまおうかと検討中です。もうすっかり夜光先生の虜です!ただ、シリーズ通して思ったことはBLジャンルだから仕方ないとはいえ、濡れ場はそんなに必要ないかな。2冊に1冊たまにあるくらいで丁度いい。お腹いっぱいで読み飛ばしてしまうし、そのページ数分をもっと物語にまわして欲しいなぁと思ってしまった。
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