その世のどこか、常夜の楽園【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】
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その世のどこか、常夜の楽園【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】

鯛野ニッケ

光属性わんこ年下攻め×穏やか薄幸年上受け

ネタバレ
2024年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 爆萌…なんスワ…。前作と同じく成長する年下攻めです。そういう癖のある作者様なんですか?だとしたらありがとうございます!めちゃくちゃストライクです!感謝感激謝謝THANK YOUですけど!
物語の前半と後半、つまり伏線張りの段階と伏線回収の段階とで、攻めのアマルさん、受けのヤシュムさんの印象が大きく変わります。成長する年下攻めがツボなんですが、アマルさんに付与された光属性によって更にドツボにハマりました。最後の方一緒にいるお二人の尊さに溺れ死ぬところだった。真っ直ぐだから、まっさらだから、間違えることもあるし、その間違いから学ぶこともできる。アマルさんは素直で聡明で強い方です。そしてその強さを支え、時に照らされるヤシュムさん…、ヤシュムさんが善人でよかった…これで裏で糸引く野心家とか、謀略家とかだったら救いがなかった…。年齢や経歴的にもきっと様々な清濁を併せ飲み、経験を重ねてきたであろうヤシュムさんが、アマルさんの前ではそんなの形無しとばかりにうぶな反応をなさるのが可愛らしかったです。そういえばアマルさん、ヤシュムさんに出会う前は遊び歩いていたとのことでしたよね、初恋童貞…ってコト!?…へえ、いいじゃん…。
シリーズ全てのカップリングに言えることなんですが、みんな相互救済的な側面があって素敵です。今作のお二人はその面が特に強めなところが好き。
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