このレビューはネタバレを含みます▼
狼の花嫁では、ゼスの番候補として幼少期を過ごし、かと思えば突然の政略結婚によって番解消と、、結構周りに振り回されまくっていたユルール。
きっと面白くなかったであろう、心の内は優しい笑顔の中に隠されてなかなか掴みにくい所がありました。
しかも、ルーイに密かな恋心を抱いていた事もあって当て馬要素も匂わせつつ、結局ゼスとルーイが幸せであることが自分の喜び、みたいなちょっと不憫な役どころだったので、今回2人の子供であるサヤと!!に時の流れを感じて、何だか不思議な感覚でした。
もう溺愛が過ぎる~がめっちゃ伝わった断髪エピソード!なんの躊躇いもなく、あっさりいっちゃったんだろうな~。で、現在の髪型に落ち着いたんですね。
恐らく20歳近く離れてるんじゃなかろうかという歳の差。それを感じさせない美しさは健在で、番を作らないユルールに立候補しても相手にしてもらえないサヤの苦悩は続き‥。
歳の差あるあるで、両者の言い分が判る!!判るが故に、この2人はどう乗り越える?本能なのか愛なのか?最大の焦点ですが、まさかの弟サイハンがひと芝居うつとは!しかもかつてのゼスとルーイの面影にドキドキ!にまさかの兄弟同士?のヒヤヒヤとで焦りました!余談ですが、サイタル女の子だったのね。先生もおっしゃってましたがゼスの遺伝子強っ(笑)
余裕そうに見えて、結構崖っぷちギリギリだったユルール。また見守り愛になるところで、今度こそ自分の幸せを掴んでくれて本当に良かったです!ゼスとルーイもさぞ喜んだでしょうね!
安心もつかの間、その後の「それからの2人」に備えてください!サヤちゃんの無自覚砲にて、ユルールのリミッターが外れます(笑)!!
シリーズ1の年の差カプにして、よりエチが踏み込んで描かれており、実はユルール誰よりも独占欲も○欲も強いんじゃ?
また、予想外に大所帯になっていた安定のゼスとルーイの仲睦まじく幸せな姿に感無量でした!
最後になりましたが、10周年おめでとうございます!これからも変わらず応援してます!!