このレビューはネタバレを含みます▼
渋谷事変の後は完全に失速した感じですね。低迷感が半端ない。アニメ勢やアニメから漫画に入った人は渋谷事変後から「あれ?自分が求めてたのと違うな」って人が出てくるでしょう。アカメ並に次々仲間が死んでいくけどそのキャラの深堀の内容が浅くてナルトみたいに感動しないんだよね。五条や呪霊の使う世間でも話題の本作最大の見せ場である「領域展開」も渋谷事変後はポンポン色んな奴が使い始めてしかもその領域展開がちゃちくて安っぽい感じで領域展開の大安売りしてしまってる。バトル内容もナルトみたいに色んな術を使って時には肉弾戦とかじゃなく呪術師なのに8、9割方肉弾戦。作者はバトル漫画の様に格闘を描きたいんだろうけどその割に絵が汚い。ここや世間での高評価も間違いなくあの何故か大ヒットした鬼滅の流れから来ているんだろうけど、作者自身の想像を超えた世間の評価と期待がプレッシャーで一時体調を崩したのだろうな。あと割と初期の方から思ってたけどこの漫画少年誌でやっていいダークファンタジーじゃないよね?鬼滅みたいに子供にも人気か分からんけど渋谷事変後は更に少年誌向けじゃなくなるから鬼滅感覚で子供が見るのはヤバいと思う。まぁ渋谷事変がピークだったしワンピースとかみたいに色んな伏線回収はせずに鬼滅みたいにこのまま勢いで突っ切って近々終わりそうやね。