このレビューはネタバレを含みます▼
デビュー15周年を迎え、例年より仕事はあるものの、どんどん低迷してる状況を、この1年で立て直さなければ今後の執筆活動は難しい…と感じる主人公のよもぎ。
仕事に集中するために雇い始めたハウスキーパー(家政婦)兼女性風俗セラピストでもある若き青年の金城。金城の友人であり同居人の要。元担当者だった東雲の、3人の男との関わりはもちろん見どころの1つ。
それとは別に、東雲とは別出版社の担当者から提案された女性用風俗を題材にした小説の執筆内容がとても気になる!
年の差を考えると…現実的には難しいけど、1人で生きてくのではなく、主人公のよもぎが彼女の抱える寂しさを感じることなく過ごせる金城と、この先ずっと生きていく展開が希望です。
金城くんはよもぎに本気にで惚れていてほしいなという願望を持ちつつ、金城との14歳の年の差を悩んだ末に、これまで担当と作家として過ごした東雲さんを選ぶのか…
↑東雲さんは婚約者いるから、こちらを選んでも辛い恋かな。
…それでも大人の恋愛は読んでいて楽しい!