語彙力の乏しい自分がレビューを書くのは気が引けるほど、完成度が高く世界感の秀逸な作品に出会えました。
自分が傷つかないように、一歩踏み込むことを恐れて過去に執着し、恥ずかしさで本心にむき合うことを避けて、それが結局は周囲も自分をも傷つけながら、でも勇気が出せずに時間だけが刻々と流れていく・・・大人の女性の孤独、寂しさや虚しさや葛藤、未来への恐怖が繊細に描かれていて、1話目から一気に引き込まれました。
初めて読ませていただいた作者様なのですが、考え尽くされた絵のカット割りや背景描写や人物の表情とそこに置かれる言葉全てが物語の完成度を高めていて素晴らしいとしか言いようがないです。
個人的には金城くんの心を助けて欲しい思いはあるものの、東雲さんの大きな愛に気づかされるシーンが最も鳥肌ものだったので、東雲さん推しです。とはいえ熱意や想いの強さで他人を思い通りにすることはできない、というメッセージもありましたし、よもぎさんの中で吹っ切れてきたようなので難しいと思いつつ。。続きを楽しみに待ちたいと思います。