このレビューはネタバレを含みます▼
ゲイとノンケの両片思い。この設定は今までにも何冊も読みましたが、これはすごくグッときました。
辛いときにそっと手を差し伸べて寄り添ってくれたら、特別な感情を抱いちゃうよね。そこにゲイとかストレートとか関係ないよね。
ノンケくんはどうやったら好きになって貰えるか悩み、ゲイくんはどうやったら好きにならずに友達のままいられるか悩む。お互いずっと一緒にいたいって気持ちは同じなのに。これは切ないよ。終盤の神田の涙ながらのセリフ・・・あぁ・・・胸が痛い。
タイトルも素晴らしい。このタイトルがどういう意味なのかぜひとも読んで確かめて欲しいです。