はちみつとオオカミ【コミックス版】
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はちみつとオオカミ【コミックス版】

どうざき

眩しくてやさしい

2024年4月25日
全234ページ。性志向について他人にカミングアウトできずにいた二人が出会うところから始まり、初めは事情を知っている唯一の友達として仲良くなり、段々とお互いに惹かれていく様子がとても丁寧に描かれています。怒涛のキュンが押し寄せてくるので何度も「タスケテ……」になっちゃった。
二人ともあまりにも真っ直ぐでやさしくて眩しかったな……お互いに「好きになられちゃったらどうしよう」って言ってたのかわい過ぎた笑 お友達も良い人達で良かった!
性志向に悩むお話って暗い印象になりがちだけどこのお話はずっとキラキラしていて、やり取りや展開は少女漫画寄りです。でもちょっとのことで自分達がマイノリティだと思わされる瞬間の描写がいくつかあり、ああマイノリティの人達にとってこういうのが日常なんだよなぁってなったりして、そこの塩梅も良かったな。キュンだけじゃなくて、読後はあったかくてやさしい気持ちになれました。Tulleさんってこういうお話もあるんだな〜。
本編はキスまでですが、描き下ろしの受けの爆弾発言があまりにもスケベなので絶対続編欲しい!!!です!笑
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