誰もが持ちうる屈託を描いた作品





2024年4月28日
このマンガは実は野球マンガではないと思う。あまり野球のプレーそのものが描かれていないというか、描き切れていない。ただ思春期の少年や親たち、あらゆる人が持ちえる屈託に焦点を当てているのが従来のスポーツものにはなかった発想だとは思う。
才能が突出し過ぎて孤独を深める天才と、天才の才能や感覚に嫉妬、違和感、過剰な期待を寄せずにはいられない周りの少年や大人たちの思惑が描かれている。天才をめぐる群像劇というのが一番適切かもしれない。
才能が突出し過ぎて孤独を深める天才と、天才の才能や感覚に嫉妬、違和感、過剰な期待を寄せずにはいられない周りの少年や大人たちの思惑が描かれている。天才をめぐる群像劇というのが一番適切かもしれない。

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シーモアuser さん
(女性/50代) 総レビュー数:0件
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shikimi さん
(女性/50代) 総レビュー数:429件